VictrexのPEEKとEnsingerのPEEKの違いを教えてください

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 Question
Victrex社ではフィラー配合のPEEK 450CA30、PEK 450GL30、PEEK 450FC30などのグレードがありますが、Ensingerではそれらに該当する押出素材はありますでしょうか?

Answer
以下のように対応しています。

Victrex
グレード
Ensinger
押出素材
フィラー配合 グレード
PEEK 450CA30 TECAPEEK CF30 black 炭素繊維30% 強化グレード
PEEK 450GL30 TECAPEEK GF30 natural ガラス繊維30% 強化グレード
PEEK 450FC30 TECAPEEK PVX black 炭素繊維、グラファイト、
PTFE 各10%
摺動グレード

フィラー配合比はそれぞれ同じで対応していますが、Victrex社のグレード(主に射出成形向け)と、Ensingerでの押出素材では成形方法が異なり、繊維配向に違いがみられます。その結果、厳密には物性は異なるため、「Ensingerの押出成形素材TECAPEEKはVictrexグレードの相当品」となります。

物性の違いの傾向として、以下のようになります。

・射出成形グレード (Victrex):強度や摺動特性に優れる
・押出成形素材 (Ensinger):寸法安定性と結晶化度に優れる

射出成形グレード (Victrex):
樹脂の流動方向に繊維とポリマーが配向
押出成形素材 (Ensinger) :
繊維やポリマーの配向はランダム

詳細の物性比較については以下のURLからご確認いただけます。
■ご参考URL■

押出成形品の物性と射出成形品の物性の違いについて

これまでの実績として、多くのお客様が

・試作の押出成形素材(Ensinger)
↓↓
・量産の射出成形グレード(Victrex)

へ移行されています。

フィラーによる補強、摺動効果はEnsingerの押出成形素材でも十分確認できるケースが多いです。射出成形の前段階評価にて、TECAPEEKの丸棒・板材を用いて切削加工されることは有効です。もちろん、量産時においても寸法安定性に優れたTECAPEEKをそのままご使用されるケースも多く見られます。
アプリケーションごとの要求特性に応じてご判断いただければと思います。

各素材のサイズや、詳細の情報については以下のタブからご覧ください。
サイズ一覧カットサービス

ご質問・ご相談についてもお気軽にお問い合わせください。
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