新素材:炭素素繊維入りPEEK(3Dプリンター向けフィラメント)の販売開始

 

これまで標準PEEKグレードをメインに展開してきましたが、この度、新たに炭素繊維強化PEEKグレード:TECAFIL PEEK 450 CF30 blackを上市しました。 3D造型での強度評価はまだ実施できておりませんが、材料の特性から見て以下の特性が期待できます。剛性と強度に優れたパーツの造形が可能となります。

標準
PEEK
炭素繊維
PEEK
引張強度100MPa260MPa
引張弾性率 3.7GPa 25GPa

※射出成形品での比較データになります。

TECAFIL PEEK 450 CF30 black
TECAFIL PEEKグレード
(標準、医療、CF30強化、LDS)

XY方向への繊維配向により、標準のPEEKフィラメントと比べて、ソリが低減させることもメリットになります。

PEEKの最高レベルの耐熱性と剛性に優れた材料により、開発の幅が広がります。

【PEEKフィラメントの造型について】

PEEKの融点は343℃と高く、数十秒の短時間で溶融させる必要があるため、
ホットエンド にて400℃以上で溶融させる必要があります。
PEEKを造形する方法として、

①市場で販売されているPEEK対応プリンター にて造型
(例:Apium, Intamsys等)

予算レベル:100万円~1000万円程度

Apium Additive Technologies GmbH
国内代理店:株式会社システムインナカゴミ

または、

②低価格FDMプリンターに高温対応ホットエンドを組み合わせて造型

予算レベル:30万円以下程度

になります。
②の方は低コストで手軽に導入できるメリットがあります。
高温ホットエンドのサンプルや簡易造型サービスについては、以下の3社で対応しております。


株式会社ヒットリサーチ
(ホットエンド開発・製造とPEEK造型サービス)

エーシック株式会社
(ホットエンド製造とサンプル販売:10万円程度)

株式会社アフィット
(ホットエンドと回路基盤のサンプルキット販売)

詳細については、直接各社へお問い合わせください。

PEEKフィラメントとサンプル造形のお問合せ先

お見積・ご質問・ご相談については以下からお気軽にお問い合わせください。

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【関連記事】
3Dプリンター向け高機能フィラメントの販売開始
エンズィンガーのフィラメントページ(英語)(日本語

ドイツ製最高峰エンドミルのご紹介Hufschmied社(フーシュミッド)

 

ドイツのHufschmied 社 では、25年以上に渡って優れたエンドミルを開発・販売しています。主に、以下の素材向け切削工具を取り扱っています。ドイツ国内では最高峰のエンドミルとして、自動車、重工業、医療向けにおいて多く採用されています。

【対象素材】

・スチール、アルミ、チタンなどの金属
・グラファイトやセラミック
・プラスチック(PEEKやPPSなど)
・強化プラスチック(炭素繊維配合PEEK、ガラス繊維配合PA66など)
・コンポジット(PEEKコンポジット、PPSコンポジット)

Hufschmied社からのサービスとして以下をご提供しております。

【特徴】

・500種類以上のエンドミルをご用意
・25年の経験と実績から切削素材と形状にあわせて最適なエンドミルを選定
・採用前にお客様の素材をドイツにて切削・サンプル評価
(※ 必要に応じて実施しております。対象切削素材により進め方が異なります。)

特に難切削加工性のコンポジット素材では豊富な実績がありますので、これまでコンポジット素材の切削を断念、失敗したケースでも、こちらのドイツ製最高峰エンドミルであれば対応可能です。
もちろんエンズィンガーの炭素繊維コンポジットTECATECとの相性も抜群です。

TECATEC MT
エンズィンガーのコンポジット板材

以下のURLから切削動画をご確認いただけます。

【コンポジット切削動画URL】
https://www.youtube.com/watch?v=IHbVu1gyfVA

関連リンク:Hufschmied社
https://www.hufschmied-tools.com/en/hufschmied-products/composites/

日本国内において、 代理店として株式会社GSIクレオス社が担当されています。
エンドミルのご質問、お見積依頼、サンプル依頼については以下のリンクより直接お問い合わせください。

【関連URL】

新技術:ニアネットシェイプ炭素繊維コンポジットCFRPのご紹介

コンポジットのお見積・ご質問・ご相談については以下からお気軽にお問い合わせください。

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新技術:ニアネットシェイプ炭素繊維コンポジットCFRPのご紹介

 

エンズィンガーではこれまで、PAEKのコンポジットとしてTECATEC素材(PEEKおよびPEKK使用)を板材のみで提供してきましたが、この度、3次元形状での提供(ニアネットシェイプ)が可能となりました。
ニアネットシェイプとは最終部品(ネットシェイプ)に近い形状のことをいいます。従来の板材に比べて以下のメリットがあります。

【メリット】

・お客様からの図面をもとに金型を作製し、カスタムにて成形可能。
・肉厚を任意に設定可能。目的の強度に応じて調整可能。
・ニアネットシェイプにより、切削部分を少なくすることが可能。
・それによりバリ(表面剥離)、デラミネーション(層間剥離)のリスクが低下
・切削時間の短縮、刃物の摩耗を抑えることでコスト低下を実現
・金属インサートに対応


TECATEC MT
板材
TECATEC MT
新技術:ニアネットシェイプ

板材では50mm厚程度が限界でしたが、ニアネットシェイプの技術であればそれ以上の厚みに対応することができます。

以下の情報をご連絡いただければ、試作へ進むことができます。

【必要な情報】

・3次元形状(最終的に図面が必要になります)
・サイズ、個数、コスト
・プラスチック素材の指定(例:PEEK, PEKK, PPS, PEIなど他6種類)
・ファイバーの指定(カーボンファイバー or ガラスファイバー)
・プリプレグの指定(平織りor UD)

詳細について以下のURLからご確認いただけます。

【関連URL】

・エンズィンガーのコンポジット(英語版)(日本語版
・ニュース:コンポジット切削加工店Moll社を買収(英語)
ドイツ製最高品質エンドミルのご紹介Hufschmied社(フーシュミッド)

お見積・ご質問・ご相談については以下からお気軽にお問い合わせください。

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